家庭菜園(スイートコーン)
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スイートコーン
1.作り方のポイント
- 堆肥の投入により土作りを行い、元肥主体とし、初期生育を促進します。
1株1房取りとし、充実した房を収穫します。
害虫(アワノメイガ)の発生に気をつけ、発生した場合には捕殺します。
2.年間作付け計画

3.畑の準備
連作を避け、耕土の深い、排水の良い場所を選びます。また種まきの1ヶ月前までに苦土石灰、堆肥を施用し、十分耕しておきす。施肥は元肥主体とし、種まき7日前までに施し、よく耕して土と肥料をなじませます。
施肥量は、1平方メートル当たり苦土石灰150g、CDU555を200g、堆肥6kgが標準的な例です。うね幅は1.5mとし,害虫(ネキリムシ)防除のため殺虫剤を施用します。殺虫剤は高知県病害虫防除指針(以下リンク参照)を参照してください。
4.種まき
株間25cm、条間40cmの2条へ1カ所3粒、深さ2~3cmにまきます。土が乾燥しているときは、種まき2~3日前までに十分灌水しておきます。1平方メートル当たりの播種量は、5mlです。
5.間引き
本葉3~4枚頃に生育の平均的な株を残して1本にします。このとき、残す株をいためないようにハサミで切断します。
6.追肥
雄穂の出穂はじめ頃、NK化成肥料を1平方メートルあたり30g施用し、倒伏防止のため土寄せをします。また、このとき十分灌水します。
7.除けつ・除房
下から出てきたわき目は除去しない。また、1株1房取りとし、1番うえの房を残し、他の房は除去します。
除けつ・除房の方法
8.収穫
種まきの時期、品種により異なるが、種まき後85日前後で収穫となります。収穫は絹糸が完全に褐変した頃行います。
9.トンネル栽培
種まきが2月下旬~3月中旬では、低温期にあたるので必ずトンネル栽培とします。また、透明ポリでマルチングをし、地温を確保して発芽をスムーズにします。
温度管理は3月中旬頃から害気温が上昇してくるので30℃以上にならないように穴を開けて換気します。トンネルの除去は、晩霜の恐れがなくなった4月上、中旬に除去します
なお、除去前に十分換気を行って茎葉を外気にならしておきます。
トンネルの被覆方法と初期の換気方法
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