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ナスの栽培方法-障害対策-

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こうち農業ネット : 2014/05/02

障害対策


苦土欠乏症

 ナスは苦土欠が発生しやすい。土壌中に苦土が十分あっても乾燥、過湿等による根傷みや加里過剰、低温等の要因により吸収が阻害され、中、下位葉の苦土が生長点へ移行するめ、下位葉より葉脈間が黄化し、同化作用が低下し樹勢が弱ってくる。対策としては、着果量が増加する前から硫酸マグネシウムを数回葉面散布する。散布は水200リットルへ硫酸マグネシウム1kgを入れ農薬散布と兼ねて行う。

 

日焼け果

 発生は曇雨天後の晴天日に最も多く、室温が上昇して葉が萎凋する場合に一時的脱水症状が起り、光線の当たる部分の果面がケロイド状の日焼けとなる。これの防止には基本的に健全な根張りが重要であるが、曇雨天が続き灌水が出来なかった後に晴天となった日は、早朝よりの灌水、葉面および通路への散水とともに、早目に少量換気を行い徐々に環境にならす。発生時期は主に3月以降である。

ボケナス(つやなし果)

 一般には定植直後および栽培後期に発生が多い。また果実の肥大時期では、開花後15日目から収穫までに発生しやすい。着果過多、強摘葉、高温乾燥、成り疲れ、根の老化等が助長するので適正な管理につとめる。

石ナス果

 窒素過剰、土壌の過乾、ハウス内夜温の大幅低下、ホルモン不足等が原因で果実の養分の転流が阻害されて発生する。特に低温期に多く発生するが、樹勢が強いほど発生が多いので適夜温に管理する。

青ベタ果

 肥切れ、過繁茂、日中の高温、灌水過多等より発生が助長されるので、追肥、換気に注意し、整枝、摘葉を遅れないようにする。






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