ピーマン・ししとう 斑点細菌病
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高知県 病害虫・生理障害台帳

発病株

葉の病徴1;黄色のハローをともなった褐色斑点となる

葉の病徴2;初期の病斑
作物名
ピーマン・ししとう
一般名称
斑点細菌病
学術名称
Xanthomonas campestris pv.
vesicatoria (Doidge) Dye et Huntoon
症状
葉、葉柄、茎に発生する。葉では葉裏にやや隆起した水浸状の小斑点を生じ、拡大または融合して径数mm、円形ないし不整形、周縁が暗褐色でやや隆起し、中央部は褐色でややへこんだ病斑を生じる。葉の表面は最初黄色となり、のちに周囲に黄色のハローを伴った褐色斑点に変わる。盛夏には病斑中央部は白変しやすい。展開中の若い葉では、葉脈に沿って不整形の病斑を生じ、葉はしばしば奇形となる。発病葉は落葉しやすい。葉柄や茎にははじめ水浸状、のちに表面が破れてかさぶた状の褐色病斑を生じる。
発生条件
種子および土壌伝染を行う。病原細菌は主に気孔から侵入する。気温20~25℃で降雨が続くと多発する。露地栽培で発生しやすい。発生時期は6~7月の梅雨期と9月の秋雨時である。
対策
(1)排水良好な肥沃地で栽培し、有機物を十分施すとともに肥培管理を適正にする。
(2)敷きワラなどを行って、土壌の乾燥を防ぐ。
(3)発生が多くなると防除は難しいので、予防に重点を置く。梅雨時および秋雨時の初発前~少発生時期に7~10日間隔で薬剤防除を行う。
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