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家庭菜園(葉ニンニク)

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こうち農業ネット : 2012/11/01

1.作り方のポイント

温暖な気候を好み(茎葉の生育適温は18~20℃)、多湿には弱いので、耕土が深く、排水の良い、肥沃な土壌がよい。


葉ニンニク年間の作付け計画

3.品種

 在来種でも良いですが、葉ニンニクは一般的に、香港種(中国産)に代表される南方系の葉身や葉鞘の柔らかい品種を使います。日本種の球ニンニクを使用しても良いですが、葉が垂れやすいので植え付け密度を広くする必用があります。

4.作型

1)秋取り
 ニンニクは、休眠をするため、7月下旬~8月に植え付けるためには5月上中旬に収穫した種球を、ビニルハウス等で35~40℃の高温に1ヶ月ほど入れ、休眠打破しいます。そして、発芽を一斉に揃えるため、植え付け前に5℃の冷蔵庫に20日間ほど入れ、低温処理すると良いでしょう。また、この作型は、黒寒冷紗で日除けをするとともに、敷きワラを行い、地温を上げないように努めて下さい。
 

2)秋~冬どり
 最も一般的な作型で、9月上旬から10月に植えつけるものは、休眠打破をする必用はありません。
 

3)冬どり
 11~12月に植え付け、1~3月に収穫するためには、防寒資材でトンネル栽培をします。
 

4)春どり
 11~12月植え付けで、露地またはマルチ栽培により、3~5月のトウ立ち前までに収穫する作型で、トウ立ちしにくい品種や晩生種が好ましい。
 

5)畑の準備
 粘質土や砂質土等は堆肥を施用します。土壌のPHは6を目安に石灰を施用します。元肥は、1平方メートル当たり堆肥3kg、CDU化成肥料70~80gを全面施用後、耕起します。
うねは、10~20cmの高うねとし、通路を含めてうね幅130cm程度となります。
 

6)種球の準備
 葉ニンニクは、極めて密植されるので、1片3g前後の小片を用います。1平方メートル当たり150~170個必用とします。
 

7)植え付け
 1m幅のうねに、10×6cmの間隔で1平方メートル150~170個植えとします。植え付けの際、種球の大小を混合して植えると、生育にムラができるので、種球の大きさを区別して植えると良いでしょう。なお、植え付け時に土壌が乾燥していると、不発芽株や生育不良株が発生しますので、十分灌水した後 、植え付けて下さい。
 植え付けが終わると覆土し、早植え(秋どり、秋~冬どり)の場合は敷きワラをします。乾燥させないように時々灌水をして下さい。
トンネル栽培は、日中の温度を20~25℃に管理します。本葉が出始めると、茎を伸ばすために、1回覆土して下さい。

8)追肥
生育期間が短いので、全量元肥を基本としますが、生育期間の長い春どりの場合には、収穫の2ヶ月ぐらい前に、1平方メートル当たり園芸化成肥料40~80gを施します。
 

9.収穫
植え付け後、収穫までに、秋どりは40日間、冬どり、春どりは2ヶ月以上かかります。本葉6~7枚、草丈30~45cmの大きさになったら収穫します。4月になると生育が急速に進み硬化するので、適期の収穫して下さい。





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