にら さび病
>> ホーム >> にら さび病
病害虫情報 : 2024/02/21
高知県 病害虫・生理障害台帳

多発病株;株全体に黄褐色の夏胞子層が見られる

病斑;黄褐色、楕円形の隆起した小点を生じる
作物名
にら
一般名称
さび病
学術名称
Puccinia allii
(de Candolle)Rudolphi
症状
葉にやや褐色がかった黄色で、楕円形の隆起した小点(夏胞子層)を生じ、多くなると葉は枯死する。秋以降それらに混在して小黒点の冬胞子層を生じることもある。
発生条件
にらは一年中色々な作型で栽培されているため、葉上で夏胞子の形で伝染環が作られていると考えられる。にらでは初夏(5~6月頃)と秋(9~10月頃)に発生しやすく、降雨や結露等で葉が長時間濡れる環境では感染しやすい。
対策
(1)被害葉は畑に放置せず、ほ場外で適切に処分する。
(2)肥培管理に留意し、草勢を適正に維持する。
ツイート