家庭菜園(トマト)
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1.作り方のポイント
- 連作を嫌うので、同じナス科のピーマン、ジャガイモなどを作った後に植えないようにします。
病気の多い作物で雨よけをしてやれば、病気は軽減されます。また、萎凋病などの耐病性品種もありますので、お店で訪ねてみると良いでしょう。
盛夏の高温乾燥機期は、病害虫が多く発生し、木が弱るので、早く育て終わることです。
2.年間の作付け計画

3.畑の準備
排水の良い肥えた土が適します。根の張りを良くし、水が深くしみ渡るように深耕します。植え付けの2週間前に、1平方メートル当たり堆肥2kg、苦土石灰100g、緩効性の化成肥料(チッソ成分が15%程度のもの)100g、FTE(微量要素)4gを施し、良く耕して土と肥料をなじませておきます。うね幅は、1条植えで1m、2条植えで1.5mが目安です。
4.植え付け
苗を購入し、1段果房の最初の花が咲いた頃に植え付けます。信用のおけるお店で、葉色が良くがっしりした苗を選びましょう。株間は50cm程度にとり、浅植えにします。花房は茎から同じ方向にでる性質があるので、苗の向きをそろえて植え付けます。実がなったとき収穫しやすいように、花房を通路側に揃えると良いでしょう。植え付け後は、土の乾き具合をみて灌水します。苗が倒れないように仮支柱を立てておきます。
5.支柱
株の丈が伸びてきたら、仮支柱をとって、1.5~2mくらいの丈夫な支柱を、倒れないように立てます。合掌式に立てるのは、株の外側に支柱をさして、高さ1.5mくらいで交差させ、交差点に横棒を渡して固定します。また、乾燥や水のはね上がりを防ぐために、株元にワラ等を厚く敷いておきます。
誘因ひもでの誘因方法
6.わき芽つみ
本葉のつけ根からわき芽が伸びてきますが、早めにつみ取り、主枝だけを残す1本仕立てとします。傷口を早く乾かせたいので、雨の前にしないようにします。実をならせるのは、多くても6段花房までとし、6段花房の上2葉を残して摘心します。
7.追肥
3段花房が咲く頃から、2~3週間に1~2回程度、生育をみながら追肥をします。株元から20~30cm離して、園芸化成肥料を1株につき1握り程度施し土寄せするか、灌水の代わりに液肥を施すのも良いでしょう。
8.ホルモン処理
せっかく花をつけても、株の力が弱かったり、気象条件等によって、1、2段花房の花が落ちてしまうことが良くあります。落下を防ぎ、実の肥大を良くするのには、トマトトーンなどのホルモン剤が有効です。園芸店などで扱っており、既定の濃度に希釈して、霧吹きで直接、花房に噴霧します。
9.病害虫防除
無農薬で育てるのは難しく、薬剤を散布して防除を行いますが、発病環境下では予防散布が効果的です。
5~6月に発生が多くなる疫病、6~7月に多い葉かび病等を防除します。8月ごろ、地上部が急にしおれて枯れてしまう青枯病がでたら、翌年はナス科植物の作付けを見合わせるか、抵抗性の接ぎ木苗を利用します。アブラムシによって伝播するモザイク病は、発生すれば防除方はありませんから、見つけ次第抜きとってアブラムシの防除につとめます。大発生すると防除が困難になるので、初期の防除を心がけます。ハスモンヨトウの幼虫は、お箸で摘んで洗剤を溶かした水につけると、簡単に死んでしまいます。
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