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なす 茎腐細菌病

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病害虫情報 : 2024/02/07

高知県 病害虫・生理障害台帳



主茎の感染

発病株


地際の症状

症状拡大


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表皮下の粉状物

作物名

なす

一般名称

茎腐細菌病

学術名称

Erwinia chrysanthemi Burkholder,McFadden et Dimock

症状

上位葉の黄化に続いて株全体が萎縮し、やがて枯死する。青枯病と類似の症状を呈する株もあるが、一様に茎基部が褐変している点で青枯病と区別できる。ひらなす(赤なす)などの台木の接木部から20~30cm上部の茎表皮が容易に剥離し、脱落する。この表皮は軟化腐敗しているが、腐敗臭はあまり強くない。剥離した表皮の下に細菌塊と思われる紛状物が観察される。

発生条件

病原細菌は、植物体表面の付傷部位から侵入し、感染・発病する。接木部位は重要な感染部位と考えられる。接ぎ木、芽かき、収穫作業などが感染および伝播の機会になる。

対策

(1)マルチ栽培や夜間加温あるいは日中の換気などによってハウス内湿度を低下させる。
(2)発病株は早めに抜き取り、ただちに土中深く埋めるなど、適切に処分する。
(3)芽かき、剪定などの作業は晴天時に行う。また、道具や手はよく洗浄する。





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