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ブロッコリー(春穫り)育苗管理

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こうち農業ネット : 2014/05/02

育苗管理
春穫りタイプについて(新ブロコッリー)

 低温、日照不足の時期に育苗を行うため苗床は日当たりの良い、排水性の良いところをを選びましょう。育苗にはパイプハウスを利用し、夜温が5℃以下にならないように注意し、防風ネットの設置も行いましょう。夜間は2重トンネルで保温します。


播種量
本圃10a当たりの播種量
平床播きの場合:60ミリリットル
 種子1袋は20ミリリットルで約2,500粒くらい。低温期に播種するので、多めに播くようにします。
 

シーダーテープ播種の場合:シーダーテープ40ミリリットルと補植用に20ミリリットル平床播種しておきます。約32坪ほどの面積に株間7cm条間20cm位になります。移植の手間もいらないのでほとんどシーダーテープが主体です。


播種床の肥料
 32坪当たり苦土石灰15kg、バーク堆肥200kg、BM重焼燐4kg、ホウ素入りIBS248を15kg、FTE400g

シーダーテープ播種のポイントと温度管理
  播種の3日くらい前にポリマルチで地温を上げておき、播種機を使って条間20cm間隔で播種します。土壌に水分がありすぎるとテープが切れてしまうので適度な水分条件で播種してください。

 発芽までは地温の確保につとめ、発芽後は直ちにポリマルチを除去し日中は30℃を目安に管理し、夜間は8~10℃を目標に保温します。その後、本葉3枚までは25℃、夜温は5℃を下まわらないように保温します。灌水後の蒸し込みは病害の発生と軟弱徒長を助長します。また、日中30℃以上夜間3℃以下になると葉先が傷むので注意しましょう。

硬化管理
 定植の15日前から苗の硬化を図るため、日中の温度を15~20℃に下げ、水を切ります。ただし夜温は5℃以上に保ちましょう。
 


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育苗状況(左)と定植苗(右)

ホウ素欠乏対策

  500倍に薄めたホウ砂を定植の4~5日前に葉面散布します。溶けにくいので60℃位のお湯で溶かします。定植後、ホウ砂の葉面散布は花蕾の出始め頃(トンネルの最大換気頃)にもう一度おこないます。

 

セル育苗
 10aあたり128穴セルトレイを30枚程度準備します。セルトレイに専用の育苗培土を入れて、1セルあたり1粒播きします。定植後、発芽するまではトレイの上に新聞紙などを敷いて培土の乾燥を防ぎます。定植まで21~30日育苗します。






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