ブロッコリー(冬穫り) 育苗管理
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	育苗管理
	冬穫りタイプについて(越冬ブロッコリー)
	
	育苗ハウスの条件
	
	 パイプハウスを利用し、冠水のおそれのない圃場を選びましょう。
	本圃10aに対して播種床を20坪用意します。(グリーンビューティーの早蒔きの場合は30坪)播種の20日前には有機資材や苦土石灰を施用し土壌pHの矯正をすることで苗からの根こぶ病の持ち込みを防止し、10日前には残りの肥料を施用しましょう。苗床は150cmの幅で平床とし、周囲の排水をよくしておきましょう。
	
	播種量
	
	10aあたり60ミリリットル(3袋) 
	シーダーテープの場合は40ミリリットル +(補植用に1袋平床播種しておく)
	播種
	
	  床面を平らにならしたあと、条間20cmに浅い播き溝を作り、厚播きにならないように注意しながら条播きします。薄く覆土し、切りワラなどで畝面を覆い、充分灌水して発芽まで乾燥を防ぎます。
	寒冷紗被覆
	
	 高温乾燥を防ぎ風雨による被害を防止するために、寒冷紗を被覆します。このとき寒冷紗の両サイドをすかしておき、蒸し込みにならないよう注意しましょう。
	 
	播種直後(上左)、発芽揃い(上右)、生育期間中のカンレイシャ被覆(下)
	
	発芽後の管理
	
	  播種後2,3日で発芽揃いとなります。子葉の展開後は病害虫の防除につとめましょう。奇形や密植になっている苗は間引き、株間が5,6cmになるようにしましょう。
	 間引きのタイミングは1回目本葉1枚のころ、2回目は本葉2~2.5枚の頃が目安です。遅れないようにしましょう。本葉4~5枚で定植の3~4日前には根切りを行い根の再発根を促し、苗を硬化させます。なお、根切り後は灌水を行いましょう。
	 
播種後31日後の生育
セル育苗
 10aあたり128穴セルトレイを30枚程度準備します。セルトレイに専用の育苗培土を入れて、1セルあたり1粒播きします。定植後、発芽するまではトレイの上に新聞紙などを敷いて培土の乾燥を防ぎます。定植まで21日程度育苗します。
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