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家庭菜園(エンドウ)

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こうち農業ネット : 2012/11/20

1.作り方のポイント

  1. 連作すると生育が悪くなるので、他の作物と輪作するようにします。
    排水の悪いところ、雨の多い時期は高うねにしておきます。
    元肥が多くなると、初期生育が旺盛になりすぎ、着莢が悪くなるので、注意して下さい。
    面積の狭いところでキヌサヤエンドウを作り、広いところで実エンドウ、 スナップエンドウを作ると良いでしょう。

2.年間の作付け計画


キヌサヤエンドウ年間の作付け計画

実エンドウ年間の作付け計画

3.畑の準備

 日当たりが良く、風通しの良い温暖なところで、排水の良好なところを選びます。酸性土壌に弱いので、苦土石灰を施用して調整して下さい。耕土が深いほど良いので、できるだけ深く耕して下さい。
元肥量は、緩効性化成肥料で1平方メートル当たり40gが標準です。やせている畑では、リンサンとカリを増やします。特にカリは徒長を抑え、耐病性を強くします。昔からエンドウにケイフンと木炭が特効肥料といわれるのはこのためです。
うね幅は120cmとし、耕土の浅い畑や排水の悪い畑では高うねにします。

4.種まき

 キヌサヤエンドウは、うねの中央に約2cm間隔で1粒ずつ播きます。実エンドウ、スナップエンドウは25~30cm間隔で、1穴に4~5粒まき、発芽後良い芽を2本残して間引きます。
まき終わったら、細かい土で厚さ2~3cm程に覆土します。その後、灌水し、敷きワラなどをして乾燥しないようにすると発芽が良くなります。春取りエンドウは寒い冬を越しますので種をまく時期に注意して下さい。本葉3~4枚の幼苗は寒さに耐えて越冬しますが、早く種をまくと育ちすぎて、寒さで痛みます。その土地の気候に応じて種をまく時期を調節する事が大切です。

5.追まき

台風、発芽不良、苗立枯れ病などによって欠株となった場合はすぐに追いまきして下さい(種子を余分に購入しておくと良い)。

6.仮支柱立て

草丈が10cm程度になったら、倒伏と寒さ防止のために早めに笹竹などで 支柱を立てて下さい。長さは40cm程度で大丈夫です。

7.追肥

最初の花が咲き出した時に施用するのが標準です。うねの肩の部分に施用し、土とよく混ぜて下さい。
施肥量は、速効性の化成肥料で、1平方メートル当たり40gが標準です。収穫中は、生長点が止まらないように畦の上に1~2回施用して下さい。

8.本支柱立て(ネット張り)

1回目の追肥が終わったら、キュウリネットなどでエンドウを挟むように2列に張る。支柱はネットが倒れないよう丈夫な竹などを2~3m間隔で立てて下さい。草丈が高くなり、ネットが通路側に膨らむようなときは、テープで誘引して下さい。

9.収穫

1)キヌサヤエンドウ
秋どり、冬どりでは、種まき後50~60日、春どりでは120日程度で収穫できます。莢を太らせすぎると株が弱りやすいので早めに収穫した方が量が多く取れます。
2)実エンドウ
開花後35日くらいで、サヤ全体が白緑色の頃が目安です。
3)スナップエンドウ
開花後20日くらいで、サヤがまだ鮮緑色の頃が目安です。暑い時間帯 に収穫したり、長時間日当たりの良い場所に置いておくとサヤに熱をもって甘味が少なくなるので、できるだけ涼しい時間帯に収穫するようにしましょう
 





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