ナスの栽培方法-本圃の準備~定植-
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本圃の準備
ナスは比較的土質を選ばないとされているが、根は土中深くまで入り込むので、耕土が深く、有機質に富んだ肥沃な土壌が好ましい。このため、あらかじめ良質な堆肥を施用し、深耕を行っておくことが大切である。
○土づくり:定植の30日前までに有機資材(10a当たり切りワラ1.5t又はバーク堆肥5~6tなど)と苦土石灰を施し、耕うんする。土壌のpHが6.5以上で、苦土石灰を施用しない場合は硫酸マグネシウムを10a当たり50~60kg施用する。
○整地・うね立て:元肥は、定植の15日以上前に全層に施用し、うね立てをする。過湿、過乾燥で耕うんすると土壌の物理性が悪くなり、根張りが悪くなるので適湿な状態で行う。うね幅は、1.8~2.0mを基準とし、排水の悪い圃場は高うねとし、乾燥しやすい圃場は平うねとする。
○元肥施用量:元肥量は、作型、肥料の種類、土質、耕土の深さなどによっても異なる。10a当たり成分量でチッソ30kg程度が目安であるが、堪水後に土壌分析行い、残存成分量を調査して決定する。
定植
○定植準備:ハウス栽培では、育苗期間中に病害虫対策をしっかり行い、苗からの病害虫の持ち込みを防ぐ。定植前日の夕方に鉢にたっぷり灌水し、定植前には植穴にたっぷり灌水しておく。
○定植:苗の定植適期は、花蕾ができ分枝が確認できる頃から第1番花の開花数日前で、充実した無病のものを厳選する。必要苗数は、品種や仕立て方にもよるが、10a当たり800~1000株である。
定植作業は晴天日の早朝から行い、第1分枝発生方向(または第1花の着生位置)がうねと直交するように、向きを交互に変えながら苗を配置する。植え付けは、鉢土の上面がうね面から少し出る位の浅植えとし、株元に土を寄せて根鉢を隠すようにする。また、鉢の周囲には細土を詰め、鉢と土壌との間に隙間を作らないようていねいに植え付ける。定植後は、苗が倒れないように長さ80cm程度の仮支柱を立て、灌水を行い株元の土を落ちつかせる。活着まで(定植後7~10日間)は手潅水とし、根鉢が乾かないようにする。
活着後は灌水をやや控え目とし、根張りを良くし徒長を防ぐ。ハウス栽培では、サイドや天窓を開放しできるだけ換気する。
定植間近の苗
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