3.品種と作型(キク)
>> ホーム >> メロン つる割病 >> 家庭菜園(ピーマン) >> 家庭菜園(カブ) >> 3-3.施肥の基礎知識 >> 家庭菜園(エダマメ) >> キュウリの抑制栽培-定植後の管理- >> 1-3.県内農耕地土壌の実態 >> 3-1.良い土の条件 >> ぽろたん >> キュウリの促成栽培-作型と品種- >> 4)夏秋ギク(精雲)の電照抑制 >> 家庭菜園(ナス) >> ねぎ 萎凋病 >> トマト栽培方法 -作型、品種、栽培のポイント- >> ピーマンの栽培方法-育苗- >> ブロッコリー(春穫り)育苗管理 >> 家庭菜園(ニンジン) >> キュウリの促成栽培-定植後の管理- >> 家庭菜園(ニンニク) >> キュウリの栽培技術(促成栽培) >> ナバナ 作型、品種、栽培のポイント >> ナバナ ほ場の準備~播種 >> 家庭菜園(パセリ) >> にら 乾腐病 >> 家庭菜園(ヤマイモ) >> にら 白色疫病 >> 家庭菜園(ホウレンソウ) >> クリの作業暦 >> 家庭菜園(ジャガイモ) >> ピーマン・ししとう コナカイガラムシ類 >> 2.適応性(シュッコンカスミソウ) >> なす 疫病 >> キク >> 家庭菜園(チャーテ) >> ナスの栽培-作型と品種- >> 2)作型(キク) >> みょうが コナカイガラムシ類 >> しょうが 青枯病 >> ねぎ さび病 >> 家庭菜園(オクラ) >> ブロッコリー(冬穫り)定植後の管理 >> ブロッコリー(春穫り)本圃の準備 >> 3-2.土づくりの基本 >> ピーマン・ししとう 斑点細菌病 >> 家庭菜園(ゴボウ) >> 5.収穫・出荷(キク) >> 家庭菜園(エンドウ) >> すいか マグネシウム欠乏症 >> キュウリの抑制栽培-作型と品種- >> トマト栽培方法 -本圃の準備~定植- >> ブロッコリー(春穫り)異常花蕾 >> 七立(ななたて) >> ピーマンの栽培技術 >> きゅうり 灰色疫病 >> 家庭菜園(ハクサイ) >> ピーマン・ししとう 疫病 >> ピーマンの栽培方法-作型と品種- >> 国見(くにみ) >> クリ施肥例 >> 家庭菜園(インゲン) >> オクラ 疫病 >> 3.品種と作型(シュッコンカスミソウ) >> ブロッコリー(春穫り)定植後の管理 >> ナスの栽培技術 >> キュウリの抑制栽培-育苗- >> 家庭菜園(キャベツ) >> ナスの栽培方法-定植後の管理- >> ねぎ 白色疫病 >> キュウリの促成栽培-育苗- >> 家庭菜園(カボチャ) >> キュウリの促成栽培-本圃準備~定植- >> トマトの栽培技術 >> ナバナの栽培技術 >> ナスの栽培方法-障害対策- >> 4.栽培技術(キク) >> 家庭菜園(トマト) >> ピーマンの栽培方法-定植後の管理- >> シュッコンカスミソウ >> 家庭菜園(山東ハクサイ) >> キュウリの栽培技術(抑制栽培) >> ナスの栽培-育苗- >> 家庭菜園(葉ゴボウ) >> ナバナ 播種後の管理 >> すいか 疫 病 >> 利平(りへい) >> ブロッコリー(冬穫り)作型、品種、栽培のポイント >> 4.栽培技術(シュッコンカスミソウ) >> 1-2.県内における土壌の分布 >> メロン 疫 病 >> しょうが 赤枯病 >> 1.性状(キク) >> 豊多摩早生(とよたまわせ) >> 家庭菜園(モロヘイヤ) >> 筑波(つくば) >> 家庭菜園(リュウキュウ) >> 5.収穫(シュッコンカスミソウ) >> 家庭菜園(ブロッコリー) >> 家庭菜園(葉ニンニク) >> にら さび病 >> ナスの栽培方法-本圃の準備~定植- >> きゅうり 褐斑細菌病 >> 銀寄(ぎんよせ) >> 石鎚(いしづち) >> なす コナカイガラムシ類 >> すいか 褐色腐敗病 >> 3)シェード栽培(キク) >> 1.性状(シュッコンカスミソウ) >> ピーマンの栽培方法-本圃の準備~定植- >> 家庭菜園(ニラ) >> ブロッコリー(春穫り)作型、品種、栽培のポイント >> ブロッコリー(冬穫り) 育苗管理 >> メロン 葉縁白化症 >> 3.品種と作型(キク)
1)品種
キクは「夏ギク」、「夏秋ギク」、「秋ギク」、「寒ギク」の4つの品種群に分類され、それぞれに多くの品種が育成されている。
露地栽培では自然開花期ごとに、花色、花形、タイプ(輪ギク、スプレーギク、小ギク)別に品種を組み合わせて栽培を行うので、非常に多くの品種を必要とする。
施設栽培では開花調節によって少ない品種で周年的に栽培を行う。施設栽培における輪ギクの代表的品種は、秋ギクでは「秀芳の力」、夏秋ギクでは「精雲」である。
秀芳の力(白)
花系15cmくらいの大輪の抱え咲き、葉は立葉である。水揚げ、日持ちがよく満開になっても花形がくずれず市場性にすぐれている。電照抑制、シェード栽培、二度切り栽培に使われ、10月から6月開花までの幅広い作型で栽培される電照ギクの代表品種。しかし、花芽分化温度が17~18℃と高く低温条件下ではロゼットになりやすい。白さび病、キクえそ病に弱い。
精雲(白)
自然日長条件で栽培すると、6月中下旬に開花する。抱え咲きの広幅弁で、葉は照り葉で光沢があり、やや立ち葉である。花芽分化温度は17℃、適日長は14時間とされ、電照により5月から9月までの出荷が可能である。生育が旺盛で栽培が容易であり、また高温・長日期における開花遅延の程度が少なく、品質も低下しにくい。
生育は旺盛であるが、葉がもろい、下葉が枯れ上がりやすい、水揚げが悪い等の欠点がある。
ツイート