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2)作型(キク)

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こうち農業ネット : 2012/10/27

  施設栽培では、基本的には秋ギクの「秀芳の力」と夏秋ギクの「精雲」の組み合わせによって周年生産が行われている。

ア.電照抑制

 電照抑制栽培によって生産される一輪ギクを電照ギクと称している。一般的には、秋ギクを電灯照明(長日処理)によって、開花期を遅らせ出荷する。
 また、夏秋ギクの中には日長の長い時期に短日処理(シェード栽培)を必要とせず、電照のみで花芽分化が抑制できる品種があり、それを使って電照栽培で6~8月くらいまで出荷する。
 「秋ギク(秀芳の力)」+「夏秋ギク(精雲)」により、11月中旬くらいから翌年の8月くらいまで連続出荷できる。

イ.二度切り栽培

 二度切りとは10~11月咲きの秋ギクを電照して11月~2月上旬に収穫した後、苗を植え替えず、株を切り戻し、再び萌芽させ、この芽を生長させて切り花する方法である。
「秀芳の力」は、二度切り栽培できる代表的な品種である。

ウ.シェード栽培

 秋ギクを短日処理(光を透過しないフィルムで朝夕遮光して、植物が受ける明るい時間を短くする処理))することによって、長日期に花芽の分化、発達、開花を促進させ、5~6月頃に出荷する。


施設ギクの主要作型
 


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○電照開始 ●電照終了 ▼挿し芽 ◎定植 ×摘心 □収穫 #シェード
 




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