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トマト栽培方法 -本圃の準備~定植-

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こうち農業ネット : 2014/05/02

本圃の準備~定植

土作り・元肥施肥・畦立て
○土壌の団粒構造を保ち、根の健全な発育を促すため、定植の1ヶ月前に有機質資材(切りワラ、堆肥等)と苦土石灰を施用し、あまり細かく土を砕かないように、深く耕す。定植の10~15日前に元肥を施用する。
○定植の5日前までに畦立てを終える。地下水位の高い圃場では出来るだけ高畦とする。
○元肥の施用量は、土性、連作年数、肥料の種類、施用時期などを考慮して決定する。特に連作圃場ではリン酸や石灰が多い場合があるので、事前の土壌診断により施用量を決定する。標準の施用量は次表のとおりとする。


 表 10a当たりの施肥基準

 


 肥料成分

 


元肥(成分量)

 


 追  肥

  N
 P2O5 
 K2O 


 15~20kg
20~25
15~20
 


液肥による施用を原則とし、1回当たりのチッソ成分は1~2kgを基準に、総成分量はチッソ10kgとする。

苦土石灰

  150kg



 

土壌消毒
 連作地で青枯病、萎ちょう病などの発生が心配される圃場では土壌消毒を行う。なお抵抗性台木を用いた接ぎ木苗の利用が有効である。


定植作業
定植時期
播種後50日頃で第1段花房の開花始めとなった苗を8月下旬~9月中旬に定植する。
栽植密度:10a当たり2,100~2,400本植えが適当であり、栽植様式の畦幅、株間は次表に示すとおりである。


定植苗(左)と定植作業(中) 定植苗(左)と定植作業(中) 定植苗(左)と定植作業(中)

定植苗(左)と定植作業(中)

 

 


 栽植方法

 


  畦 幅

 


 株  間

 


 栽植本数

 



1条植え
 

 


1.2m

 


 34cm

 


   8本

 


1.5m

 


 31cm

 


   7本

 


2条植え
 

 


1.8m
 

 


45~51cm
 

 


 7~8本
 

定植方法:栽植密度に合わせて植え穴を掘り、定植の前日に灌水を行い適湿の状態としておく。定植は花房の向きを通路側にそろえ、浅植えとし、定植後十分灌水を行う。





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