3)シェード栽培(キク)
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こうち農業ネット : 2012/10/27
ア.電照の開始と株の整理
二度切り栽培に準じる。
イ.シェードの開始
草丈が40~50cm前後になったら、シェード(短日処理)を開始する。
二度切り栽培で春の彼岸までに発蕾している場合は、自然日長で開花できる。
消灯後、彼岸までに発蕾していないものは、彼岸以降はシェードを行う。
1月出荷後株は消灯が3月上旬となり、中旬(彼岸)以降は自然日長が長くなるから、シェードを開花まで行う。2月出荷後株は消灯が3月中旬以降であるから、消灯と同時にシェードを行う。
ウ.シェードの方法
シェードは夕方6時から朝6時までの12時間日長とする。シェード内部は新聞の字が読めない程度の明るさ(5ルクス以下)を目安にし、一般には暑さ0.1mmのシルバーポリが使用されている。
夕方のシェード直後は、ハウス内の温度が高くなるので、暗くなった時点で数時間シェードを開けて換気し、夜半再度閉めるようにすると良い。
シェード処理は、破蕾して花弁が色づいてきたらやめる。
エ.病害虫
シェードをするとシェード内は湿度が高くなり、雨などが続くと白さび病などの病気が発生しやすくなるので、注意する。
他の管理は、電照抑制栽培に準じる。
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