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かんきつ 疫病(すそ腐病)

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病害虫情報 : 2012/10/16

高知県 病害虫・生理障害台帳


作物名

かんきつ



一般名称

疫病(すそ腐病)



学術名称

Phytophthora nicotianae
van Breda de Haan var.
parasitica
(Dastur) Waterhouse



症状
 台木のカラタチには発生せず、接木したユズの基部に発生する。はじめ樹皮に黒色病斑を生じ、しだいに拡大して樹脂を漏出する。病勢が激しいと病斑が主枝にまで進展することもある。罹病樹は衰弱して葉が黄化し、最後には枯死する。6~8月の高温期に発生が多い。また、園が浸水したり、地際に傷ができると発生しやすい。



発生条件
 菌糸及び卵胞子で土壌中や被害組織内で越年し、翌年適当な土壌水分と温度条件下で遊走子のうを形成し、遊走子を放出して伝染する。伝染は主として水媒伝染で、べん毛を持った遊走子が水中を遊泳して伝染する。本菌の生育適温は27~32℃で高温性の菌である。



対策
(1) 園の排水を良好にし、なるべく浅植えにして接ぎ木部を土で覆わないようにする。
(2) 草刈り時などに地際部に傷を付けないよう、注意して管理する。





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