かんきつ ミカントゲコナジラミ
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高知県 病害虫・生理障害台帳
作物名
かんきつ
一般名称
ミカントゲコナジラミ
学術名称
Aleurocanthus spiniferus
(Quaintance)
症状
幼虫が主に葉裏に寄生し汁液を吸収する。寄生が多いと葉は内側に巻く。また、排泄物にすす病が発生して、同化作用をさまたげたり、果実の品質を落としたりする。特に果実品質の低下が問題となる。被害発生は幼木園よりもやや密植ぎみの成木や枝の混み合った風通しの悪い場所に多い傾向がある。
発生条件
かんきつ類の他にかき、ぶどう、なし、ばら、びわ、ヤナギなどに寄生する。
越冬は3齢幼虫や蛹で行う。年4回発生し、成虫の発生ピークは4月下旬、6月中旬、8月上旬、9月中旬である。
卵は主に新葉の葉裏に産まれ、ふ化幼虫はほとんど移動せず、定着する。1世代に要する期間は春期で約60日、夏期には約45日である。
対策
(1) 防除は天敵(シルベストリーコバチ)の利用が最も有効である。3、4世代の蛹発生期に、天敵発生園から採集したミカントゲコナジラミ寄生葉を対象園の枝に吊して、放飼する。
(2) 薬剤防除はすす病の発生を防止することに重点を置き、第1世代と第2世代の若齢幼虫期(6月上中旬、7月中下旬)に実施する。
(3) 冬期のマシン油乳剤は優れた防除効果があるので、他のカイガラムシ類やミカンハダニとの同時防除を兼ねて必ず実施する。
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