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水稲 ツマグロヨコバイ

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病害虫情報 : 2021/12/23

高知県 病害虫・生理障害台帳



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雌成虫



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雄成虫
作物名

水稲



一般名称

ツマグロヨコバイ



学術名称

Nephotettix cincticeps
Uhler



症状

 本種による被害は生育初期や出穂後に吸汁して生育や稔実を阻害する直接的なものと、イネ萎縮病、黄萎病を媒介する間接的なものとがある。実際の場面では、直接吸汁による被害は少なく、イネ萎縮病の媒介虫として問題が大きい。また、密度が高くなると虫の排泄物でべとべとし、すす病を併発する。



発生条件

 卵期間は25℃で7~8日間である。幼虫は5齢を経過して成虫になるが、幼虫期間は25℃で16~19日間である。
 成虫の寿命は25℃で35~40日であり、雌成虫は雄成虫よりやや長い。1雌あたりの産卵数は100~300卵である。
 越冬世代成虫は4月上旬頃から見られ始め、年間4~5回発生する。越冬は休閑田、畦畔などの草間などで幼虫態で行われる。



対策

(1)越冬虫の密度を下げるために冬期間に耕起を行う。
(2)農薬による防除ではクモ類、その他捕食性天敵に比較的影響の少ないものを用い、天敵類の保護につとめる。





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