きゅうり ウリハムシ
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高知県 病害虫・生理障害台帳

成虫

成虫による葉の食害痕;円形の食害痕が特徴

根部の被害状況
作物名
きゅうり
一般名称
ウリハムシ
学術名称
Aulacophora femoralis
Motschulsky
症状
成虫による葉の食害と幼虫による根の食害に大別される。
成虫による葉の食害痕は周辺がギザギザの不規則な円形になるのが特徴である。
幼虫ははじめ細根を食害し、成育が進むにつれて太い根を食害するようになる。加害が進むと地上部は日中萎凋して夕方に回復することを繰り返しながら、ついには枯死する。このような株の根は、細根がほとんどなく、主根も傷められ、スポンジ状となっている。幼虫の被害は6月下旬~7月中旬に多い。
発生条件
越冬は成虫で、南向きの日当たりの良い石垣や雑草の間などで行われる。年間の発生回数は通常1回であるが、西南暖地の一部では2世代を経過する。
越冬場所からの離脱は3月下旬頃からで、5月上旬頃から7月にかけて産卵する。卵は作物の株元の土中に数十粒の卵塊で産まれる。1雌当たりの産卵数は100~500粒である。幼虫は根を食害し3齢を経過した後、土中に土まゆを作り蛹化する。卵期間は10~20日、幼虫期間は25~30日、蛹期間は8~10日である。
新成虫は7月中旬頃から10月上旬に発生する。
対策
幼苗期にはビニールキャップや寒冷紗で成虫の飛来を防止する。また、シルバーポリマルチも成虫の飛来防止効果がある。
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