トマト 半身萎凋病
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高知県 病害虫・生理障害台帳
作物名
トマト
一般名称
半身萎凋病
学術名称
Verticillium dahliae Klebahn
症状
はじめ、下葉の小葉が部分的にしおれ、その部分に黄白色のくさび形の変色部を生じる。やがて、ゆっくりと葉全体が黄化して、やがて褐変枯死する。病勢が進むとしだいに上位葉が侵され、果実の着生が不良になる。
地際部の茎を切断すると、維管束が褐変している。
本病の進行は遅いため、株が急にしおれたり、枯死することはほとんどない。
発生条件
土壌伝染性の病害であり、病原菌は微小菌核の形で土壌中に残り、伝染源となる。病原菌は根から侵入し、主に導管を侵して発病に至る。
本病原菌の寄主範囲は広く、なす、きゅうり、メロン、とうがらしなどを侵し、類似の症状を引き起こす。しかし、菌の系統により感染しやすい作物がやや異なることが知られている。
なお、本菌の生育適温は23℃付近であり、比較的冷涼で湿潤な土地での発病が多い。
対策
(1)太陽熱利用による土壌消毒や土壌くん蒸剤などによる土壌消毒などを実施して、第一次伝染源となる病原菌を減少させる。
(2)発病株は、早めに除去して、ほ場外で処分する。
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