スターチス 菌核病
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高知県 病害虫・生理障害台帳
作物名
スターチス
一般名称
菌核病
学術名称
Ｓclerotinia sclerotiorum
(Libert) de Bary
症状
葉に発生する。初め水浸状の小斑点を生じ、次第に拡大し不整形の大型病斑となる。病斑部には白いかびを生じ、やがてネズミの糞状の黒い菌核を形成する。
発生条件
病原菌の生育適温は比較的低温の20℃前後で、多湿条件下で多発する。好適な温湿度条件下で菌核から小さなきのこ（子のう盤）を生じ、そこに形成された子のう胞子の飛散により伝搬、発病する｡
対策
(1)多湿条件下で発生が多くなるので、施設内の温度を下げるよう換気に努める。
(2)菌核は翌年の発生源になるので、病株は菌核を形成する前に早めに取り除く｡
(3)灰色かび病の防除を実施することで、本病の発生も抑制することができる。
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