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なし ナシグンバイ

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病害虫情報 : 2024/01/04

高知県 病害虫・生理障害台帳



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被害葉;白くカスリ状(斑点は角張りやや大きい)になる



ナシグンバイによる被害葉

被害葉;葉表の拡大



ナシグンバイ幼虫の抜け殻

ナシグンバイ幼虫の抜け殻



作物名

なし



一般名称

ナシグンバイ



学術名称

Stephanitis nashi
 Esaki et Takeya



症状
 成虫、幼虫ともに葉裏に寄生して汁液を吸汁するので、葉の表面は葉緑素がぬけて白くかすり状になる。葉裏は黒褐色の排泄物が点々と付着する。
 多発すると早期落葉し、果実の肥大が妨げられる。また、花が返り咲きして、翌年の結実に影響することもある。



発生条件
 年間に4回発生する。発生は非常に不斉一であるが、各世代の大まかな成虫の発生時期は、越冬世代が5月上中旬、第1世代が7月下旬、第2世代が8月下旬、第3世代が10月上旬頃である。
 成虫で落葉中や樹皮間隙、防風林などで越冬する。5月に入ると越冬場所を離れて新葉の葉裏に集まり、産卵する。卵は葉肉内に数粒まとめて産下され、2週間程度でふ化する。3齢幼虫頃までは産卵場所付近に群生しているが、4~5齢になるとわずかの衝撃で逸散するようになる。



対策
(1)通常の防除が行われておれば、特に本種を対象とした防除の必要はない。
(2)早期落葉すると返り咲きすることがあるので、収穫後の多発生に注意する。

 





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