ピーマン・ししとう ヒラズハナアザミウマ
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高知県 病害虫・生理障害台帳

花中の成虫

被害;果梗部への産卵痕が黒変する
作物名
ピーマン・ししとう
一般名称
ヒラズハナアザミウマ
学術名称
Frankliniella intonsa
(Trybom)
症状
葉や果実の被害はほとんど問題にならない。ただし、産卵痕が黒色に変色するため、果梗やヘタ部への産卵が多い場合にはこれらの部分が黒色に変色する
また、トマト黄化えそウイルス(TSWV)を媒介する。
発生条件
卵は花弁や果梗などの組織内に1個ずつ産みつけられる。ふ化した幼虫は主に花に寄生し、花粉を餌に成長する。前蛹の時期が近づくと幼虫は地表に移動し、土中などで前蛹となる。前蛹~蛹の時期は食害せず、移動もほとんどしない。成虫になると再び花に寄生する。
25℃では卵期間3日、ふ化~羽化まで約7日で、1世代に要する期間は約10日と短い。また、成虫の生存期間は50日前後である。1雌当たりの総産卵数は約500個で、繁殖力は極めて旺盛である。
寄主範囲は広く、ピーマン・ししとうのほかなす、トマト、メロン、いちごなどの野菜類、きく、ガーベラ、ばらなどの花卉類など多くの農作物の他、雑草などに寄生する。
対策
(1)施設では育苗ハウス、本ぽともサイドや天窓などの換気部に防虫ネットなどを張って、野外からの侵入を防止する。
(2)畦をシルバーポリフィルムでマルチし、飛来を防止するとともに、蛹化を防止する。
(3)雑草にも広く寄生することから、ほ場周辺の雑草を除去し、環境衛生に努める。
(4)発生施設では栽培終了後に必ず蒸し込み処理を行い、施設外への分散を防止する。
(5)多発してからの防除は効果が劣るので、発生初期の防除に努める。
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