すいか べと病
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病害虫情報 : 2024/12/06
高知県 病害虫・生理障害台帳
作物名
すいか
一般名称
べと病
学術名称
Pseudoperonospora cubensis
(Berkeley et Curtis) Rostowzew
症状
葉の表面には葉脈に区切られた角形の褐色病斑が形成される。多湿時には褐色病斑の葉裏には黒っぽいかびを生ずる。
発生条件
被害葉中で形成された卵胞子が土壌中で越年し、翌年の第一次伝染源になると考えられている。一旦発病すると病斑上に形成された分生子から生じた遊走子が水滴とともに飛散し、葉の気孔から感染する。感染は気孔の多い葉の裏側からが多く、適温多湿条件下では24時間以内に第2の感染が起こる。
10~25℃で高湿度条件で発病が多い。
対策
(1)軟弱な生育や肥切れは発病を助長するので施肥や水管理を適正に行う。
(2)水滴のはね上がりによって発病が始まることが多いので、敷わらやマルチ栽培を行い、かん水方法にも注意する。また、ハウス栽培では日中の換気を十分行う。
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