高知県　病害虫・生理障害台帳

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作物名

いちご



一般名称

黒斑病



学術名称

Ａlternaria alternata
(Fries :Fries) Keissler



症状
　葉と葉柄に発生する。
　葉では5～8㎜の黒褐色の輪紋を生じ、中心部では灰褐色になる。葉柄には黒色のやや陥没した小斑点を生じ、進行すると軸を取り巻いてくびれ、やがてその葉は枯死する。病斑上にはいずれもすす状のかびが見られる。激発すると生育が著しく不良となる。



発生条件
　被害茎葉上の分生子および菌糸で越冬し、夏秋期に分生子で空気伝染する。降雨が多い年やかん水過多の場合多発しやすい。品種では盛岡16号に特異的に発生する病害で、他の品種には発生は認められていない。



対策
　病斑上に形成された分生子により２次伝染が起こるので、病葉は早めに除去し、ほ場外で適切に処分する。




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