きゅうり 白絹病
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病害虫情報 : 2012/10/16
高知県 病害虫・生理障害台帳
作物名
きゅうり
一般名称
白絹病
学術名称
Sclerotium rolfsii
Saccardo
症状
ふつう地際部に発生する。はじめ白色絹糸状の菌糸で覆われ、後に微小な球形の菌核が形成される。菌核の色ははじめ白色で、しだいに褐色となる。このような株は萎凋し、ついには枯死する。
発生条件
第一次伝染源は菌核である。菌核は土中で越年し、これから菌糸を生じて伝染する。菌核の土中での生存期間は長く、5~6年である。
対策
(1)病原菌の菌核は水に弱いので3~4カ月湛水するか、水稲との輪作を行う。また、夏期の太陽熱消毒も効果が高い。
(2)地表面に未熟な有機物が存在すると、その上で病原菌が繁殖するので、稲わらなどは早めに施用して、腐熟を促進する。
(3)土壌が酸性の場合に発生しやすいので、石灰でpHを矯正する。
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