いちご クルミネグサレセンチュウ
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高知県 病害虫・生理障害台帳

被害株;初め葉縁が赤褐色に変色し、次第に生育が悪くなる

被害根;初め条状に腐敗、後に全体が黒変、腐敗する
作物名
いちご
一般名称
クルミネグサレセンチュウ
学術名称
Pratylenchus vulnus
Allen et Jensen
症状
本種は根の組織中に侵入して根を腐敗させるため、株の生育が止まる。初め葉縁が赤褐色に変色し、次第に葉の全体が紫褐色になる。発生がひどいと株が萎凋し、枯死する。地上部の被害症状は3月以降にみられることが多い。
なお、本種による被害症状は、肥料の濃度障害等と混同しやすいので、疑わしい株が発生した場合には、本種の寄生の有無を確認する必要がある。
発生条件
本種は、根の表皮から組織内に侵入して養分をとり、根の細胞を腐敗させる。最初に寄生した部分の組織が死ぬと新しい組織に移って加害を続ける。雌成虫は根の組織内に産卵し、ふ化した幼虫はその組織内で加害するため、成虫、幼虫、卵が同時にみられることも多い。1世代に要する期間は4~5週間である。
対策
(1)苗での持ち込みを防ぐために育苗はクルミネグサレセンチュウの無生息土壌で行う。
(2)本ほでは休閑中に水稲を栽培するか2カ月以上湛水する。
(3)作付け前には、ほ場の土壌消毒を行う。
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