なす ニジュウヤホシテントウムシ
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高知県 病害虫・生理障害台帳

成虫
作物名
なす
一般名称
ニジュウヤホシテントウムシ
学術名称
Henosepilachnd vigintioctopunctata
Fabricius
症状
成虫、幼虫ともに葉を食害する。主に葉裏から食害し、表皮と葉脈だけを残した独特の階段状の食害痕を残すことから、他の食葉性害虫の被害とは容易に区別できる。
多発すると葉が網目状に食い荒らされ、褐変枯死するので被害が大きい。
露地なすでは6~8月に葉の被害が目立ち、多発すると生育遅延や収穫量の減少を招く。また、成虫は果実を食害するので、果皮表面に孔があいたり、変形果になったりする。
発生条件
落葉下、樹皮下などで成虫で越冬する。越冬世代成虫は4月下旬頃から越冬地を離れて、ばれいしょ畑などに飛来し、産卵を始める。卵は通常葉裏に25粒程度の卵塊として産みつけられる。越冬世代成虫は40~50日間生存し、その間に約500粒の卵を産む。
卵期間は約7日、幼虫期間は約30日、蛹期間は約7日で、産卵後40~50日後には新成虫が出現する。ふ化直後の幼虫は集団で加害するが、1齢末期に分散を始める。4齢を経過した後、葉裏で蛹化する。
年5回発生するが、発生の多いのは第2世代(7月上旬~8月上旬)である。各世代とも成虫の生存期間が長いため、各ステージの幼虫や成虫が混在して見られる。
対策
第1世代はばれいしょで繁殖するので、ばれいしょ畑の近くでの栽培は避ける。
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