にら ネギコガ
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病害虫情報 : 2012/10/17
高知県 病害虫・生理障害台帳

被害葉;幅1.5mm前後、長さ2cm程度の白線状に食害する
作物名
にら
一般名称
ネギコガ
学術名称
Acrolepiopsis sapporensis
Matsumura
症状
主に、株元付近の葉の重なった部分に寄生し、食害する。食害痕は幅1~1.5mm、長さが1~2cmのやや蛇行した線状の白斑となる。
発生条件
ねぎ、たまねぎ、にら、にんにくなどねぎ属植物だけを食害する。
卵は葉に点々と産下される。ふ化幼虫はにらでは株元付近の葉の重なった部分に潜入し、食害する。5齢を経過した後、葉上にあらい繭を作って、その中で蛹化する。30~40日で1世代を経過し、年間10世代程度発生するものと考えられている。
施設栽培では冬期も発生が見られることがあるが、一般的には6月~10月の夏場に多い。
対策
幼虫は主に株元付近の葉の重なった部分に寄生するため、被害が現れてからの防除は難しい。したがって防除は幼虫の潜入防止に重点をおく。
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