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きゅうり 炭疽病

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病害虫情報 : 2024/03/15

高知県 病害虫・生理障害台帳



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葉の病徴;円形で、黄白色の病斑をつくる



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茎の病徴

作物名

きゅうり

一般名称


炭疽病

学術名称


Colletotrichum orbiculare (Berkeley & Montagne) Arx

症状


葉、茎および果実に発生する。葉では最初小さな黄色の丸い病斑ができ、後に拡大して円形となり、周縁は褐色を、その内側は白っぽく退色して破れやすくなる。また、同心輪紋を生ずることもある。茎には黄褐色で縦に長いへこんだ病斑を生じ、後に表面に黒褐色の微細な点が多数でき、さらに高湿度条件では鮭肉色で粘質の分生胞子堆が形成される。果実では最初黄色の斑点を生じ、後に褐色のへこんだ病斑となり、そこに鮭肉色の粘質の分生胞子堆が形成される。

発生条件


被害植物の組織中の菌糸、病斑上の分生子が土中や支柱などの資材に付着して次作の伝染源となる。病斑上に形成された分生子は水滴の飛沫とともに周囲に飛散して、次々と伝染する。葉の表面に到達した分生子は適度の温湿度で発芽し、付着器を形成した後、表皮を貫通して侵入する。一般に露地栽培では6月から秋期にかけて発生が多く、また、窒素肥料の過用も本病の発生を助長する。

対策

(1)ほ場は低湿地を避け、ポリマルチ等によって地表からの雨滴のはね上がりを防ぐ。
(2)肥培管理を適正にし、とくに窒素肥料の多用を避ける。





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