5.収穫・出荷 6.経営特性(トルコギキョウ(平坦地))
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5.収穫・出荷
出荷規格は出荷時期によって異なるが、開花輪数は4輪以上、草丈は80cm以上のボリュームのあるものを目標とする。また、無駄な蕾は極力除去するようにする。
調整前(写真:左)、調整後(写真:右)
調整後、水揚げする。
6.経営特性
育苗はペレット種子を用いて、ペーパーポットで行うのが一般的である(ペレット種子が販売されてない品種の場合は、種子を箱播きする)。
ペレット種子は10ml当たり約3000~3500粒で、価格は6000円~8000円くらいである。本圃10a当たり300mlの種子が必要なので、種子代は10a当たり20万円前後かかり、種子代が結構高い。
冷房育苗や苗冷蔵で育苗をして早期から開花させないと有利に販売できないので、冷房ハウスや補光装置のある冷蔵庫等が必要になる。
経営的には、高品質化を図って1本単価を高めるため、茎が硬く、最低3輪以上開花したボリュームのある切り花を生産する必要がある。また、無駄な蕾の除去や花持ちの改善等の工夫も必要である。このためには、定植本数を3.3平方メートル当たり150本以内とし、根張りのよい苗を育てて定植後の活着をよくし、ハウス換気を十分に行うなど高度な育苗および栽培管理が必要である。
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