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6.主要病害虫 7.切り下球の再養成 8.経営特性経済性(テッポウユリ)

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こうち農業ネット : 2012/10/28

6.主要病害虫

炭そ病、疫病、葉枯病、アブラムシ、ネダニ等
 

7.切り下球の再養成 


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養成球の堀上げ
 12月出し~2月出しの後球根を堀上げ、切り下球利用による4月出しの要領で20日程度冷蔵して定植し、切り下球を再養成すると翌年の1月出し以降の作型に利用できるので、コストの低下につながる。しかし、養成中にアブラムシ防除を怠るとウイルスに汚染されるため、アブラムシの防除を徹底する。
 栽植密度は畦幅2.1m、株間18cm、条間20cmの8条植えとする。基肥は成分量で窒素、りん酸、加里各10kg/10a程度とし、緩効性肥料を主体に施用する。
 定植後は9cm程度の覆土をして十分に灌水する。追肥は窒素、りん酸、加里各6kg/10aを発芽時に施用する。
着蕾後は蕾の長さ3cmの頃手で摘蕾し、圃場の外に出して球根の養成に努める。
堀上げは、地上部が黄変する7月以降とし、晴天の日に行う。

8.経営特性経済性

L球から2S球を購入し、L球やM(大、中)球の切り下球を利用して年2作作付けしたときの球根代の目安は、坪当たり約1万円かかる。
テッポウユリは、休眠打破するための温湯処理施設、冷蔵庫が必要。
労力面では収穫調整作業に労力が必要なため、5a程度ずつ少しずつ作型を変えることが望ましい。また、温湯処理や球根冷蔵のための運搬作業が1箱40~60kgとなるため重労働である。販売単価は年次変化が比較的小さいため、栽培技術さえあれば経営的には安定している。このところ安値安定の傾向がある。
用途は業務用が中心である。

 




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