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2.適応性(テッポウユリ)

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こうち農業ネット : 2012/10/28

1)温度

生育適温は発芽期は10~18℃、花芽分化期までは18℃、花芽分化期は15~18℃、花芽の発達から出蕾期までは18~20℃、出蕾から開花期までは20~24℃である。

2)日照・日長

十分な日照を好む。低温期には、低日照によって花飛びが生じるので採光に努める必要がある。しかし3月以降になると、特に3月下旬以降は光が強すぎるので遮光が必要。
 長日条件では生育、開花ともに促進され、葉色は淡く立ち葉となり、茎の伸長が良く、低温・短日では葉が濃緑化し節間伸長が劣る。

3)土壌

 球根に貯蔵養分が多いために土質はあまり選ばないが、排水のよい、耕土の深い(30cm以上)土地が適する。滞水するところでは生育のコントロールが難しく、冠水や浸水害のでるところでは疫病が出やすいので避ける。土壌pHは6.0~6.5が適する。

4)経営・労力

経営的には球根冷蔵施設、温湯処理施設、ハウスが必要であり、また、球根購入経費が必要であるため、初期投資が大きい。労力面では収穫調整作業に労力が必要なため、5a程度ずつ少しずつ作型を変えることが望ましい。また、球根冷蔵のための運搬作業が1箱40~60kgとなるため重労働である。しかし、単価の年次変化が比較的小さいため、栽培技術さえあれば経営的には安定している。用途は業務用が中心である。


 




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