すいか タネバエ
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病害虫情報 : 2024/12/06
高知県 病害虫・生理障害台帳

幼苗の茎に食入する幼虫。
作物名
すいか
一般名称
タネバエ
学術名称
Delia platura (Meigen)
(Hylemya platura Meigen)
症状
幼虫が発芽直前の種子や幼苗の根茎を食害する。そのため発芽不良、苗のしおれ、枯死したりする。
被害は油粕、魚粉、緑肥など有機質資材を施用した場合に多くなる。また、土壌水分が高い場合にも被害が多くなる。
発生条件
越冬は卵、幼虫、蛹、成虫の各態で行う。年間世代数は5~6世代であるが、西南暖地では夏季の発生は見られない。発生のピークは3月~6月と9月~11月頃である。
1雌当たりの産卵数は500~1000粒で、土塊の間に点々と産む。ふ化幼虫は土中を移動して、種子や根茎を食害して成長する。20℃では卵期間2日、幼虫期間10日、蛹期間13日である。
対策
油粕、魚粉、緑肥など有機質資材の施用を控える。
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