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グリーンな栽培マニュアル及び産地戦略について

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こうち農業ネット : 2026/08/05

高知県では、みどりの食料システム戦略緊急対策交付金のグリーンな栽培体系への転換サポートを活用し、普及に向けた栽培マニュアルと産地戦略を策定いたしました。「グリーンな栽培体系」への転換を推進する際にご活用ください。


○2026年度

  • 水稲栽培におけるペースト2段施肥技術

高知県須崎市でプラスチック被覆肥料の使用量低減を目指したペースト2段施肥技術の検証を行いました。
同市は、陸上では施設園芸や水稲を中心とした農業、海上では養殖漁業など古くから一次産業が盛んに行われています。漁業が盛んな地域として、水稲栽培における緩効性肥料で使用されているプラスチック被覆殻の海洋汚染が懸念されることから、プラスチック被覆肥料の代替技術として、ペースト2段施肥技術の導入検証を行いました。




  • ミョウガ専用肥料による循環型養液栽培技術

高知県須崎市でミョウガ養液栽培の循環方式による肥料の削減技術の検証を行いました。
ミョウガの主要産地である同市では、その大部分で養液栽培が行われていますが、そのうち6割を占めるかけ流し方式では、排液を施設外で地下浸透処理しており肥料成分のロスが課題となっていました。高知県農業技術センターと肥料メーカー3社で作成された、循環型に適した培養液処方のミョウガ専用肥料を普及するため、地域における栽培検証を実施しました。




  • 有機栽培における露地野菜の安定生産技術

高知県香美市と南国市において、学校給食で多用されるたまねぎとにんじんのグリーンな栽培につながる技術の検証を行いました。
両市での資源循環型農業の取り組みとして、たまねぎとにんじんの連作有機栽培体系の確立や知見の集積を行い、資源循環型農業の普及や給食用食材の地産地消に寄与することを目指しました。




〇2024年度

  • トルコギキョウにおける低濃度エタノールによる土壌還元消毒

高知県安芸郡芸西村のトルコギキョウで低濃度エタノールを利用した土壌還元消毒の現地検証を行いました。
土壌還元消毒とは、還元化を促進するための有機物を土壌に投入し、被覆後湛水を行う簡便な土壌消毒技術です。そのメカニズムは被覆により空気が遮断された土壌内部で、そこに生存する土壌微生物が、添加された有機物を食料にして急激に増加し、その結果酸素が急速に消費され、強い還元状態になる際に生じる有機酸や金属イオンが病原菌の密度の低減に働いていると考えられています。
今回の検証では、従来から行われてきました土壌くん蒸剤による土壌消毒や、米ぬかや小麦フスマによる土壌還元消毒より安定した効果を実証することができました。



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