ポンカンの作業暦
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こうち農業ネット(果樹) : 2020/03/04
月 | 生育状況 | 主 要 作 業 | 備 考 | |
作業項目 | 内 容 | |||
1月 |
花芽分化期 |
貯蔵管理と出荷 土壌分析 苦土石灰の施用 間伐及び整枝・せん定 |
■腐敗果の点検、庫内の換気をし、棚の上、中、下、入り口、奥等、果実の萎凋程度を見て差し替えを実施する ■庫内温度は3~5℃、湿度は80~85%とする ■樹園地の土壌分析を行い改良策をたてる ■pHの分析結果に基づいて苦土石灰を施用する(1~2月) ■作業管理を容易にし、かつ品質向上、多収を目的とした整枝・剪定を行う(1~3月) ■基本樹形は3本主枝の開心自然形とする |
●pH5.5~6.0を目安に調整する |
2月 |
花芽分化期 |
整枝・せん定 貯蔵管理と出荷 春肥の施用 |
■前月に準じる ■日中の気温も上がってくるので腐敗果の点検を定期的に行い、適期出荷とする(高しょう系ポンカン) ■2月下旬~3月中旬に施用(苦土石灰の施用後20日以上空ける) |
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3月 |
樹液の流動 発芽開始 |
整枝・せん定 防風垣の刈り込み 除草 |
■前月に準じる ■伸長した枝を密閉度50%程度に刈り込み、枯れ上がりを防ぐ ■発芽・出蕾前の地温を確保するため除草する |
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4月 | 出蕾~展葉 | 接ぎ木及び高接ぎ 苗木の定植 防風樹の植え付け 施肥 |
■カラタチ台の新梢が展葉した頃(2~3cm)が最適期 ■地上部は整枝を主体に剪定し、地下部はできるだけ根を切らないように掘り取り、傷付いた根はとりのぞく 掘り取った苗木は根を広げて覆土し、深植えにならないよう台木部を出し定植する 定植後は根に土が密着するよう十分に潅水する ■風当たりの強い場所に植える ■花肥 |
●3~4月中 ●マキ、サンゴジュ等 ●生理落果を少なくする |
5月 | 新根発生期 開花期 第1次生理落果 |
除草 施肥 |
■5月下旬~6月上旬 |
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6月 | 第2次生理落果 | |||
7月 | 夏枝の伸長期 |
摘果開始 | ■1果当たりの葉果比は80~100枚を目安に粗摘果をする | |
8月 | 果実肥大期 | 摘果 貯蔵庫の整備 |
■果実が肥大し摘果がしやすくなる ■庫内の清浄、箱洗いを行う |
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9月 | 秋枝伸長 | 芽接ぎ、腹接ぎ 樹上選果 |
■芽接ぎは上・中旬が、腹接ぎは9下~10月中旬までが適期である ■仕上げ摘果をする |
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10月 | 根の伸長期 果実肥大 |
樹上選果 秋肥の施用 |
■前月に準じる ■10下~11月上旬 |
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11月 | 着色開始 | |||
12月 | 休止期 | 収穫、予措、貯蔵 | ■収穫:減酸を確認後収穫する ■予措:果皮に弾力が出るまで予措する ■貯蔵:適温(3~5℃)、適湿(80~85%)を保つ |
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