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温州ミカンの作業暦

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こうち農業ネット(果樹) : 2019/10/31
生育状況 主  要  作  業 備  考
作業項目 内      容
1月 花芽分化期 土壌調査
土壌酸度の
矯正
 
微量要素の施用
■樹園地の土壌分析を行い改良対策をたてる
■pH検定の結果にもとづいて苦土石灰を施用する

■微量要素の欠乏園では微量要素配合肥料を施用する

●pH5.5~6.5を目標に矯正する(普通園での施用は10a当り100~200kg程度を基準とする)
2月
 
花芽分化期 苦土石灰の
施用
微量要素剤の
施用

春肥施用
■前月に続く

■前月に続き、3月下旬までに行ってよい


■下旬から3月上中旬の間に施用する




 
3月 樹液流動開始







花芽の発育開始
発芽準備期
間伐及び整枝剪定

苗木の植付け




防風垣の刈り込み
■作業管理を容易(間伐)にし、樹形と品質向上及び多収を目的とした整枝、剪定を上手に行うこと
■根を乾かさないようにし、根部は傷ついた部分より切り落とし、植付けに際しては根を充分にひろげて深植えにならいよう、敷草や潅水を行い植付け後の乾燥を防ぐ             
           
■伸長した枝を密閉度50%程度に刈り込み、枯れ上がりを防ぐ
●枯枝、病害虫枝は剪除し、適正に処理する(3月下までに終わらせる)



●防風垣の切り枝も適正に処理する 
4月 発芽開始 接木及び
高接


苗木の定植



移  植



防風樹の
植付
■カラタチ台の新梢が展葉した頃(2~3cm)が最適期(切接ぎ)で、接ぎ木は3月下旬~5月下旬まで可能である 
■高接ぎにより優良系統への更新を行う
■接木部上より25~30cm程度に剪除し、
根部は傷のついたところより切り取り、根を水洗いして十分ひろげて、深植にならないよう台木部を出して定植する
■若木、成木の移植期、根部はできるだけ根を切らないように掘り取り、地上部は整枝を主体に剪定し、移植後、葉は全体の90%以上摘葉する
■風当りの強い場所に植える。
●穂木は確実な系統で充実したものを選ぶ

●3月下~4月中旬






●マキ、サンゴジュ
5月 展 葉 期

開 花 期

新根発生期
除草

夏肥の施用


■早生、中生温州の夏肥は下旬までに完了する
 
6月 生理落果初期

緑化完了        生理落果最盛期
全摘果
(幼木)
成木の移植

夏肥の施用
■春梢が緑化すれば実施する
■枝幹の日焼けと乾燥に注意する


●成木の移植は梅雨時期のうちに行う
7月 生理落果期終了




夏枝の伸長期
摘果開始





薬剤摘果

 
■早生温州では一果当り葉果比30~35枚、普通温州は20~25枚を標準に行う
■早生温州及び結果量の多い樹より行い、隔年結果の甚しいものは部分摘果に重点をおき、軽いものは全面摘果を行う

■着果量が多くなると予想される場合には、果実の肥大促進、酷暑期の摘果作業の効率化等を目的として、摘果剤を使用するすることがある。
●樹高の3分の1から上部の摘果を主体にする
8月 果実肥大期
根の伸長期

夏枝伸長終期
かん水
摘果
 
■乾燥日が1週間以上つづくときはかん水する
上旬には仕上げ摘果完了させる
■前月に続き摘果を実施し、9月以後は仕上げ摘果を行う
●潅水量は1回20mm程
9月 秋枝の伸長





早生温州着色始め
芽接、腹接

樹上選果


台風対策
■芽接は上・中旬が実施適期であり、腹接は下旬~10月中までが適期である
■葉果比の標準は20~25枚に1果を目標に仕上げ摘果を行う

■高接樹では誘引、結束する。高接樹では、下垂枝の枝つりを実施する。


●3L以上2S以下になる見込み果実の除去
10月





 
根の伸長期
早生温州の
成熟期


 
極早生温州の収穫
秋肥の施用
(早生温州)

着色促進    早生温州の
収穫
■極早生温州の収穫は、着色がホタル尻以上の収穫を始める
■中旬に施用する 


■早生温州の収穫は、10月末あたりから着色7~8分のものから収穫する


 
11月 普通温州
着色開始

成熟期





     
根の生長停止
秋肥の施用
(普通温州)

普通温州の
収穫と貯蔵



         

     
■上旬から中旬の間に施用する


■中旬より12月上旬にかけて収穫し、着色80%以上のものから2~3回に分割採収する
■貯蔵用の果実は無病果や無傷果を選び、特に取り扱いを丁寧にし、入庫後予措を行い(長期貯蔵については果実の水分が3~4%発散したころ)戸窓を閉め貯蔵の適温(3~5℃)適湿(80~85%)を保つよう管理する



 
12月 休 止 期 出 荷
防 寒
■酸の減少が早い中生温州から出荷する
■寒冷紗、コモ等による被覆を行い、また凍害防止のために敷草などで実施する

●防寒被覆はマシン油乳剤散布後7~10日以上あけて被覆する




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