７月３１日（月）、農業大学校で、「農大生と先進農業法人による情報交換会」が開かれ、高知アグリマネジメントクラブを中心とした６法人にご参加いただきました。
　この会は、農業大学校の学生が、県農業のトップランナーともいえる農業法人の先進的経営に触れることで、次代の担い手としての経営感覚を養うことを目的として（一社）高知県農業者会議の主催で毎年開催されています。
　近年、農業法人が学生の就職先の選択肢の一つとして注目されており、昨年は、約２０％の学生が雇用就農しました。就職就農を目指す学生にとってこの会は重要なマッチングの機会となっています。

　農業法人のＰＲタイムには、各社ごとに、法人の代表者から、パンフレットやスライドを使いながら熱心に自社の経営理念や経営内容について説明が行われました。

参加農業法人

●ロックウールを使った水耕栽培で室戸海洋深層水のにがりでミネラル分たっぷりの大玉トマトを育てる
　　（株）広瀬農園　（高知市春野町）　

●野菜、花苗の育苗事業を中心にトマト、ブルーベリーの生産販売を行う
　　（有）清和ファーム（高知市春野町）　
　　
●糖度の高いトマトにこだわり、栽培から加工・販売を手掛ける
　　（株）堀　おかざき農園（高知市春野町）
　
●ビオラやクローバーなど世界でも珍しいオリジナル品種でヨーロッパ市場をめざす
　　（有）見元園芸　　

●周年でのニラ生産や集落営農による農地保全に取り組む
　　片地ファミリー（株）（香美市土佐山田町）
　　　　　
●たくさんの研修生を迎え、有機野菜生産を大規模に行う
　　（有）大地と自然の恵み（香美市香北町）

各法人から経営概要、経営理念等について説明

（株）堀　おかざき農園（高知市春野町）

（有）見元園芸

（有）大地と自然の恵み

　休憩後は、ブースごとに分かれた情報交換会。
　１回あたり２０分×３回という時間を設け、各々が希望する法人から詳しいお話を聞くというスタイルで行いました。
　学生たちは、緊張した面持ちで話しに聞き入り、農業法人への就職を真剣に考える学生もありました。

情報交換会の様子

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