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形態情報 Claviceps

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病害虫情報 : 2012/10/19

高知県 病害虫・生理障害台帳


学術名称:
Claviceps
 

形  態:
 子のう菌類に属する。
 病籾は菌糸の塊で、表面は厚膜胞子で被われている。病籾上に菌核が形成され、菌核は発芽して小さなキノコ状の子のう盤を生じ、その中に多数の子のう殻を形成する。子のう殻の中には多数の円筒状の子のうが形成され、その中に無色で糸状の子のう胞子を8個束生する。
C.virens(イネ稲こうじ病菌)の子のう胞子の大きさは、120~180×0.5~1.0μmである。病籾の表面に形成される厚膜胞子はオリーブ色、球形で、大きさは4~6μmである。厚膜胞子は発芽して、細長い、ときに分枝した分生子柄を生じ、その先端に1~数個の2次分生子を形成する。2次分生子は無色、楕円形、単胞で、大きさは3~5×1.5~2.5μmである。

 


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C.virens厚膜胞子;稲こうじ病菌
 

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