高知県　病害虫・生理障害台帳

名　　称：
　シンクイムシ類
 

学術名称：
Grapholita molesta Busckほか
 

形　　態：
　ナシヒメシンクイの成虫は翅の開張が12mm前後で、前翅は黒褐色、前縁に７対の短線がある。卵は扁平でほぼ円形、はじめ乳白色で、しだいに赤味を帯びる。老熟幼虫は体長約10mmで乳白色であるが、背面には赤味がある。
　モモシンクイガの成虫は翅の開張が17mm前後で、体色は灰褐色である。老熟幼虫は体長約14mmで、黄白色であるが、果実外に脱出する時期には赤色になる。
　ナシマダラメイガの成虫は翅の開張が25mm、３種のシンクイムシ類の中ではもっとも大型で、前翅は暗紫褐色である。老熟幼虫は体長約18mmで、背面が暗緑色、腹面は淡黄色である。




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