形態情報 スクミリンゴガイ
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病害虫情報 : 2012/10/19
高知県 病害虫・生理障害台帳
名 称:
スクミリンゴガイ
学術名称:
Pomacea canaliculata (Lamarck)
形 態:
リンゴガイ科に属する大型の巻き貝で、成長すると殻高は5cm以上に達する。るい層は4~5層(マルタニシは6層)、右巻き、殻口は大きく、角質のふたを有する。殻の色は黄褐色~黒褐色、黒色に近いものまである。肺と鰓を有し、水中と空気中で生息可能。左右同長の非常に長い触角を有する(マルタニシの触角は短い)。
卵は水面より上の水路の壁やイネの茎に産みつけられ、鮮紅色で30~1000粒の卵塊を形成する。産卵直後は鮮紅色~淡紅色であるが、ふ化直前には、卵粒が黒っぽくなり、ふ化すると白色になる。

卵塊

上段;スクミリンゴガイ、下段;オオタニシ
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