グリーンフォーカス 平成29年12月号
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農大はGLOBAL G.A.P. 取得にチャレンジします!
GAP(ギャップ)は、農業生産工程における各工程の正確な実施、記録、点検、評価を継続的に行うことで、食品の安全性向上、環境の保全、労働安全の確保につながる取り組みです。
農産物の輸出拡大や農業人材の育成など農業競争力の強化を図る観点からも、国際的に通用するGAPの取り組みが、極めて重要になっています。
高知県立農業大学校では、GLOBAL G.A.P.(グローバル・ギャップ) 認証取得を行うことによって、国際感覚を持ち、あらゆる場面で自ら考えリスクマネージメントができる人材、安全管理の視点を持ちリーダー的役割を担える人材を育成します。
教育プログラムとしてGLOBAL G.A.P.を体系的かつ実践的に学ぶため、まず学生によるG.A.P.推進チームの編成し、県内の認証取得法人での現地研修、コンサルタントによる特別講習を行いながら、出荷調整室、ほ場、農薬保管庫などの点検および改善案の検討を学生自らが行い、出荷調整や道具置場の改善を行っています。
認証取得法人での研修。
食品の安心・安全を守るためには、きちんとした環境の中で、栽培・収穫調整作業を行わなくてはいけないと実感。
機具使用上の注意
農作業事故を防ぐため、学生が機具使用上の注意点を作成しました。
整理前の倉庫
かつては、この写真のように資材が無造作に積まれていましたが、学生が整理して下の写真のように生まれ変わりました。
整理後の倉庫
資材や道具の置き場が一目で分かるようになり、作業効率も上がっています。
GAP推進チームによる検討会を重ね、農作業やほ場環境におけるリスクを分析・評価し、リスク管理する手段を検討しています。
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