農福連携技術支援者育成研修を開催しました!
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本県の農福連携を一層推進するため、農業と福祉双方の知識を持った人材を育成する目的で、昨年度に続き農福連携技術支援者育成研修を実施し、県外5名を含む23名が受講しました。
本研修は、11講座のeラーニングによる座学研修を受講したのち、4日間の実地研修を経て、修了試験において必要な知識と技術を身につけたと認められた方には、「農福連携技術支援者」として農林水産省の認定が受けられます。
4日間の実地研修の初日は山陽学園大学の大島助教と、川崎医療福祉大学の西田講師による「障害特性に対応した農作業支援技法」を学びました。
大島助教による講義 目隠しをしての疑似体験
班ごとに振り返り中 振り返りを発表
2日目は「障害福祉サービス事業の運営の実務」として、須崎市にある多機能型事業所STEP ONEの施設内就労(各種野菜のパック詰め・箱詰め)と、株式会社カネヱイでの施設外就労、場所を高知市に移して就労継続支援B型事業所ユウアンドアイの施設内就労(お弁当づくり)と、(株)いわた農園での施設外就労(各種農作業)を見学し、運営の実務を学びました。
多機能型事業所STEP ONE 就労継続支援B型事業所ユウアンドアイ
いわた農園代表による説明 楽しく作業をする利用者さん
苗の定植作業中 大島助教による講評
後半2日間は神戸学院大学の菊川講師による「農作業における細分化、難易度評価、作業割当ての技法」を、セルトレイの播種、ニラの収穫・調整、土寄せ、刈り払い機操作を通して学びました。
作業前に作業準備シートを記入 セルトレイへの播種
ニラ収穫作業 ニラ調整作業
ニラ調整方法説明中 菊川講師による分析表解説
菊川講師による作業説明 土寄せ実習中
土寄せ実習中 刈り払い機安全使用DVD視聴
刈り払い機操作説明中 刈り払い機実習中
刈り払い機実習中 緊張の修了試験
受講者は生産者をはじめ、福祉関係者、JA無料職業紹介所担当者、触法関係者と多岐にわたり、4日間と短い日数ではありましたが、農福連携に熱い思いを持った受講者同士が、それぞれの立場から積極的に意見を述べ、LINE交換するなど横のつながりも広がっていました。
これから修了試験の採点に移りますが、研修に向かう姿勢等から、すべての受講者に農林水産省からよい知らせが届くと信じています。
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