環境保全型農業直接支払交付金
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- 環境保全型農業直接支払交付金とは?
農業分野においても地球温暖化防止や生物多様性保全に積極的に貢献していくことが求められています。そこで、平成23年度から国と地方公共団体は地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を実践する農家に対して直接支援を実施しています。
本事業を通して、1農地の炭素貯留量の増加につながる土壌管理等の営農活動を普及・推進し、国の目指す温室効果ガス排出削減目標の達成に貢献すること、2冬期湛水管理など生物多様性保全に効果の高い農業生産活動等を推進し、多くの生物に生息環境を提供する田園地域・里地里山を保全することを目指します。
詳細については、農林水産省ホームページを参照してください。
- 対象者
1.農業者の組織する団体
2.一定の条件を満たす農業者
(以下のいずれかの条件に該当して市町村が特に認める場合)
(1)集落の耕地面積の一定割合以上の農地において、対象活動を行う農業者
(2)複数の農業者で構成される法人(農業協同組合を除く)
- 要件
(1)主作物について販売を目的として生産を行うこと
(2)環境負荷低減のチェックシートの各取組にチェックしていること
(3)自然環境の保全に資する農業の生産方式を導入した農業生産活動の実施を推進するための活動「推進活動」に取り組むこと
- 支援の対象となる取組
高知県の農作物栽培慣行基準に対して化学肥料、化学合成農薬をそれぞれ5割以上低減する活動と以下の活動を組み合わせた取組(1~11のうちいずれか)
- カバークロップ
カバークロップとは、主作物の栽培期間の前後いずれかに緑肥等を作付けする取組です。 - 炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用
炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用とは、主作物の栽培期間の前後いずれかに堆肥を施用する取組です。 - リビングマルチ
- 草生栽培
- 不耕起播種
- 長期中干し
- 秋耕
- 有機農業(主作物について、化学肥料、化学合成農薬を使用しない取組です。有機JAS認証の取得に限定されません)
- 冬期湛水管理
冬期湛水管理とは、冬期間の水田に水を張る取組です。 - 土着天敵の温存利用技術
土着天敵の温存利用技術とは、5割低減に取り組むナス、ピーマン、シシトウ等の主作物ほ場で、土着天敵を継続的・安定的に利用するため、遊休ハウスなどで温存する取組です。 - インセクタリープランツの植栽 インセクタリープランツの植栽とは、主作物の周辺にインセクタリープランツ(天敵温存植物)を栽培する技術です。
- 支援単価(10a)*
本制度は予算の範囲内で交付金を交付する仕組みです。
申請額の全国合計が予算額を上回った場合、交付額が減額されることがあります。
交付金評価報告について
【第1期】中間年評価報告書
【第1期】最終評価報告書
【第2期】中間年評価報告書
【第2期】最終評価報告書
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