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作目紹介

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中央西農業振興センター 高吾農業改良普及所 : 2022/04/01

トマト


トマト

 管内の日高村、佐川町、仁淀川町では約12haで高糖度トマトを中心に、大玉トマトや、ミニトマトが栽培されています。収穫されたトマトは主に関東や関西に出荷されています。
 普及所は関係機関とともに、JA生産部会の月例会や巡回で栽培技術指導を行い、品質・収量性の向上に向けた取り組みを支援しています。


ニラ


ニラ

 佐川町ではハウスと露地を組み合わせた周年栽培が、越知町と仁淀川町では露地を主体とした夏秋栽培が行われており、約12haのニラが栽培されています。佐川町には、共同調製施設であるそぐり・計量結束センターがあり、機械を使った出荷調製作業が行われています。普及所は関係機関と連携して、JA生産部会を中心に毎月の勉強会や現地検討会を開催して収量品質の向上を支援しています。


ショウガ


ショウガ

 露地ショウガは管内の中山間地域を支える基幹品目で佐川町と越知町を中心に全域で栽培されています。ショウガは4月上旬頃から定植が始まり10月下旬から11月にかけて収穫され、収穫後は予冷庫内で貯蔵され、「囲いショウガ」として一年を通して出荷されます。
 ショウガは土壌病害の被害が大きく、普及所では病害診断を行いながらJAと連携して対策の徹底を推進しています。また、町村と連携して新たにショウガを栽培する方への支援も行っています。


イチゴ


イチゴ

 佐川町は県内でもイチゴ栽培が盛んで、管内では‘ゆめのか’‘紅ほっぺ’‘さちのか’を中心に約4haが栽培されています。出荷先は主に大阪方面や県内量販店です。JA生産部会を中心に病害虫対策や高品質生産に取り組んでおり、品質や活動が県内外から高く評価されています。近年では新規就農者の確保や担い手の育成に力を入れており、普及所も関係機関と連携して支援しています。


ピーマン


ピーマン

 管内では露地や雨よけ施設で夏秋ピーマンの栽培が行われています。管内では作の途中で青ピーマンから高単価な赤ピーマンに切り替える方法が中心です。露地ピーマンは初期投資が少なく新たに始めやすい品目なので、毎年新規栽培者がいます。普及所では関係機関と連携しながら、JA生産部会を通じてかん水・肥培管理、病害虫管理等の基本技術を指導しています。


水稲


水稲

 管内では‘コシヒカリ’や‘よさ恋美人’等の早期米や‘ヒノヒカリ’や‘にこまる’等の普通期米が栽培されています。管内に酒造メーカーがあることから‘山田錦’や‘吟の夢’等の酒米用品種が、また耕種農家と畜産農家の連携のもと飼料用米やWCS(稲発酵粗飼料)向けの専用品種が栽培されています。また、佐川町には採種部会があり、‘にこまる’や‘サイワイモチ’の種籾を生産しています。普及所は関係機関と連携し、水稲の安定生産を図っています。



茶

 管内の仁淀川流域全域で約100haの茶が栽培され、高知県内一のお茶産地です。品種は主に‘やぶきた’です。近年は荒茶価格が低迷していることから、所得向上のために製品茶の開発や販路拡大に力を入れています。普及所は関係機関と協力し、生産者の生産力向上や販路拡大を支援しています。



梨

 管内では、佐川町や越知町で梨の栽培が盛んに行われています。特に佐川町は県内有数の‘新高’産地としての評価が高いです。他にも‘豊水’や‘あきづき’などの品種が約22ha栽培されております。普及所は関係機関と連携して、JA生産部や出荷組合とともに有望品種の導入や作業の省力化技術の検証などを行い、高品質生産へ向けた取り組みを支援しています。


薬草


薬用作物

 管内では越知町を中心に薬用作物であるミシマサイコ(3.1ha)、サンショウ(41ha)、ダイダイ(23.3ha)、他ショウガ、ヨモギ、ビワ葉等が栽培されています。150名を超える農家がおり、(農)ヒューマンライフ土佐が中心となって大手製薬メーカーに契約出荷しています。全国的には大規模な薬草の栽培事例は少なく、農水省が選定する「ディスカバー農山漁村の宝」にも選ばれています。普及所は薬草の安定生産に向けた取組を支援しています。




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