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梨の作業暦

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こうち農業ネット(果樹) : 2019/09/25
生育状況 主   要  作  業 備  考
作業項目 内      容
1月



 
休眠期



 
整枝・剪定



 
■不必要な徒長枝や太枝のコブが残らないように基部より切除する
■大きい切り口は癒合剤などを塗り、腐り込みを防ぐ
■伸ばす枝は花芽を除去し、強さによって切り返し程度を加減する

★胴枯病
●結果枝は2~3年で更新しないと花芽が弱くなり、果実は大きくならない
★胴枯病は罹患部を削り取り、癒合剤を塗布する
2月



 
新根発生開始期
休眠期



 
枝付け

棚の整理

 
■剪定の終わった樹は棚にまんべんなく枝を配置する
■伸ばす枝(主枝・亜主枝)は先端が上を向くように誘引する

★胴枯病
★胴枯病は罹患部を削り取り、癒合剤を塗布する


 
3月 発芽期 追肥
接ぎ木
除草

■台芽が動き出した頃が接ぎ木の適期である
■春草の繁茂は地温の上昇を妨げるので除草する

★黒星病、赤星病
 
4月




 
開花期

展葉期
 
人工授粉


摘花
■花粉採取花は開花前日又は当日のものを取り、3mmのふるいで葯をこすり落として25~28℃で開葯し、花粉を採取する
■不必要な場所や陰芽及び弱っている枝は早めに摘花する。

★黒星病、赤星病
☆アブラムシ類
1~2年前に採取した貯蔵花粉は発芽試験をし、発芽率30%以下なら増量剤用とする。



 
5月

 
養分転換期


細胞肥大始期
 
摘果

袋かけ

芽かき
■原則として1果そうにつき1果(縦長で形の良い3~4番果)とし目標果数をやや上まわる程度に摘果する

■主幹部から発生する陰芽を除去するとともに不必要な上芽をかき取る

★輪紋病、黒星病
☆コナカイガラムシ類、シンクイムシ類、アブラムシ類



太枝からの直上芽についても5cm位伸びたら芽かきを行う
 
6月

 










新梢の伸長停

 
排水溝の掃除

最終摘果

袋かけ

新梢の誘引
■梅雨に入る前に傾斜地では土砂止め、排水溝の整備を行い、平坦地では排水溝を整備し、水はけをよくする




■長果枝として使用する枝、混み合っている枝は誘引して日光が十分当たるようにする

★黒星病、輪紋病
☆シンクイムシ類、クワコナカイガラムシ
降雨の多いときには晴れ間に防除を行う

「新高」の袋かけは遅くても6月中旬までに終わらせる






 
7月


 
花芽分化期
果実肥大期


 
玉肥

かん水
草刈り、敷き草


■乾燥が続く場合はかん水する
■草刈りを行い、梅雨明け直前に敷き草をする

★炭疽病、輪紋病
☆ハダニ類、シンクイムシ類、ハマキムシ類


 
8月

 




「幸水」収穫期


 
台風対策



収穫
かん水
 
■枝が果実の肥大により下垂したような物は新しく結束し直す
■棚の不良個所を点検修理する
■防風ネット等の整備を行う

■乾燥が続く場合には、10a当たり20mm程度かん水する

★炭疽病
☆ハダニ類
早生品種の「幸水」、「多摩」などは収穫遅れに注意する

 
9月



 
「豊水」収穫期


 
収穫



芽接ぎ
■収穫は午前中の気温の低いときに行う。
■最盛期には日中にも収穫するようになるので屋内に果実を並べて果実温を下げてから箱詰めする

★黒星病、輪紋病
☆ハマキムシ類、カメムシ類
「豊水」は9月中旬以降収穫期が遅れるとみつ症が発生しやすくなる。
「新高」のみつ症対策として夕方園内に散水し、夜温を下げる。
 
10月 「新高」収穫期
 
収穫
お礼肥

■収穫終了後早めに施す
「新高」の果実は定期的に点検し、みつ症が発生する前に収穫する
11月

 
養分蓄積期


落葉期
落葉の処理

 
■病原菌の伝染を防ぐため、園外に持ち出す

★黒星病

 
12月
 
休眠期 深耕
棚の整備
土壌酸度の矯正
元肥
 
■深耕と同時に有機物を投入しリン酸肥料や苦土石灰も施用する
■棚の補修を行う
pH5.5~6.5を目標に苦土石灰で矯正する

☆カイガラムシ類
 

※表中の★は要防除病害、☆は要防除害虫を示す。





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