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ニラ  -作型、品種、栽培のポイント-

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こうち農業ネット : 2014/02/17

作型、品種、栽培のポイント


作型:ハウス栽培

 作型は、2月~3月にハウス内に播種して7月に定植、10月から収穫を開始し、低温寡日照期を経て翌年の4~5月まで6回~7回収穫を続ける冬作及び、12月に播種して4~5月に定植し、7月から8月上旬に収穫を開始する夏作が主体です。

 

  ハウスニラ作型       

○:播種 ◎:定植 ■:収穫 


ニラ作型

 一般にニラの収量は、収穫開始後の茎数の増加量すなわち1株当たりの再生量として捉えることができます。そのため、ある程度までは分げつ数が多いほど収量は増加します。しかし、本県のように長期間収穫を続ける作型では、分げつ過多は株間の相互遮蔽等により、収量や品質の低下を招きます。

 したがって、高品質なニラを安定的に生産するためには、適正な分げつ数を確保するとともに、収穫を始めるまでに十分な貯蔵養分を蓄積することが非常に重要です。分げつ数の多少は、栽植方法や定植時期による影響の大きいことは良く知られていますが、苗質の影響も大きいため、生産力の高い苗を得るための育苗技術も重要です。一方、ニラの品質の目安である葉幅は、主として貯蔵養分の多少による影響が大きいため、株の養成方法や十分な養成期間の確保などが非常に重要です。


品種スーパーグリーンベルト
 グリーンベルトの選抜種で、グリーンベルトに比べると分げつ数がやや少ない傾向にあるが、葉幅の低下が少なく品質が低下しにくいと言われています。葉は濃緑色の広幅で葉肉が厚く、休眠もほとんどないため、ハウス栽培に適しています。しかし、定植時期によって収量が左右されやすい特性があり、ハウス栽培の場合には7~8月定植が理想的です。定植時期が遅れる場合には、植え付け茎数を増加するとか、養成期間を長くするなどの工夫が必要です。また、グリーンベルトに比べてサビ病に弱い傾向があります。


栽培のポイント
○生育活性の高い2本分げつ苗の効率的な生産。
○適正分がつ数の確保と定植時期を考慮した十分な株養成期間の確保 
○作型の組み合わせによる周年出荷





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