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【茶試だより】小型茶園管理機の試運転

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農業技術センター茶業試験場 : 2016/09/16

 現在、県内茶産地では、生産者の高齢化・後継者不足により、放棄茶園が増加し、栽培面積の減少が続いています。また、茶園管理に利用する機械類は、可搬型で重量が10kg以上あり、管理作業には人手が2~3名必要なため、茶樹の樹勢維持を図る計画的な枝条管理(深刈り・中切り)がほとんど行われていないのが実情です。
 そのため、当試験場では、「小型乗用管理機の利用による茶の栽培管理マニュアルの作成」の研究課題を平成28~32年度に実施中で、中山間傾斜地での茶園管理機の導入を検討してしています。
 9月中旬、その傾斜地向け小型茶園管理機が当試験場に納入され、早速、試運転をおこないました。この機械は軽トラにのせることができ、15度までの傾斜地での作業が可能で(メーカーカタログ値)、摘採機、浅番刈機、大型剪枝機等を取り付けることができます。
 今後、担い手への茶園の集積・集約化や、共同作業化を見据え、生産者の作業の軽減や、計画的な枝条管理(深刈り・中切り)が期待できます。



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