家庭菜園(ミョウガ)
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1.年間の作付け計画

2.品種
1)夏ミョウガ・・・・6月下旬頃から収穫できる早稲種
2)秋ミョウガ・・・・8月下旬頃から収穫できる中生、晩生種
3.植付け準備
1)種茎
根形腐敗病が発生していない圃場の地下茎を種茎として掘りとり、20cm程度の長さに調整し根は除去します。1平方メートル当たり10本程度の種茎が必用です。
2)施肥
植え付け1ヶ月前までに苦土石灰150g/平方メートル程度施用し混和します。春植えの場合は、チッソ、リン酸、カリを各肥料成分で15g/平方メートル程度施用し、秋植えの場合は、3月中旬に各肥料成分で10g/平方メートル程度を表層に施用します。肥料は園芸有機配合を使用すると便利です。
4.植付け方法
1)秋植え(11月下旬~12月下旬)
うね幅100cm、株間20cm、条間30cmの2条植えとし、植付ける深さは5cm程度とします。
2)春植え(3月上中旬)
秋植えと同様
5.追肥
5月下旬頃、各肥料成分で10g/平方メートル程度施用します。その後、肥料が切れているような場合には、順次、肥料成分で1g/平方メートル程度の追肥を行います。
6.バーク堆肥の敷き込み
乾燥や雑草の発生防止、品質向上等の目的から、収穫が始まる前までに粗いバーク堆肥をうねの表面に敷き込みます。バーク堆肥は、1平方メートル当たり20kg程度使用します。
7.収穫
鮮紅色で先がしまったものが品質がよいとされていますが、収穫が遅れると花蕾の先端部から花弁が出てくるので、遅れないように注意して下さい。
8.収穫終了後
次年度への貯蔵養分を多くするため、病害虫防除の手を抜かないようにします。また、枯れた茎葉は病害虫の発生源になるので、圃場外へ出します。
9.間引き
植え付け後2~3年目になると茎が多くなりすぎるので、花蕾が収穫しやすくなる程度に茎を除去します。間引きは本葉が4~5枚になった頃に行います。植え付け4年以降になると、地上部、地下部ともかなり混み合ってくるので、冬期にうねを掘り上げて地下茎を間引きます。
10.病害虫
1)病気
根茎腐敗病、葉枯れ病、白星病等がありますが、根茎腐敗病は排水の悪い場所に発生しやすいので特に注意する必要があります。
2)害虫
メイチュウやハスモンヨトウ、ハダニ等が発生することがあります。
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