果樹カメムシ類フェロモントラップ誘殺数グラフ
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病害虫防除所 : 2024/12/09
本年度の誘殺数は、調査を開始した4月から東部、西部で平年を大きく上回り、8月には調査4地点全てで過去20年で最も多い誘殺数を記録しました。9月以降も東部、中央部では平年を上回る誘殺が見られましたが、気温の低下とともに減少し、11月下旬には誘殺は見られなくなりました。
※令和6年4月26日付けで注意報(第1号)、6月7日付けで技術情報(第1号)、7月29付けで技術情報(第8号)を発表していますのでご参照ください。
令和6年度の調査は終了しました。令和7年度は4月から調査を実施する予定です。
果樹カメムシ形態情報(高知県病害虫・生理障害台帳)
高知県病害虫防除指針(高知県農薬情報システム)
このグラフは、フェロモントラップ※1に誘殺される果樹カメムシ類※2を、毎月半旬(5日)ごとの合計で表したグラフです。
調査地点は、東部(安芸)、中央部(香美市)、中西部(須崎市)、西部(四万十市)です。
※1チャバネアオカメムシの集合フェロモンを設置したトラップ
※2チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ等の合計
ヒノキ果実(毬果)のチャバネアオカメムシ
(香南市野市町三宝山山頂付近で撮影)
温州ミカン果実上のツヤアオカメムシ
果樹カメムシ類のフェロモントラップ
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